より良いデザインをするために。
より充実した人生を送るために。
2012年、ワヴデザインは「働き方すらもデザインしたい」という思いから、11ヶ月働いて1ヶ月休む、という試みを始めました。
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Wab Design INC. / ワヴデザイン
WEBをはじめ、印刷物からモーショングラフィックまで制作を手掛けるインディペンデントなデザインスタジオ。
www.wab.cc

Author

米田 秀

Shigeru Yoneda

テクニカルディレクター

組込み系SEとしてデバイスドライバのポーティング等に従事。独学期間を経て、2008年Wab Design INC.に入社。


最後の週は、別れを惜しむ一週間。

先生も生徒も最後の週と思うと名残惜しい。
入学時期が違っても2週間も一緒に生活すると仲良くなる。
思ってる以上に仲良くなる。

卒業する最後の金曜は、先生に日本のお土産渡したり、先生から手紙もらったり…

そんな授業の合間にマネージャーの部屋に呼ばれて預けてたパスポートや保証金的なものを受け取る。

授業が終わったら、とうとう卒業式。
先生に胸にリボンをつけてもらって、卒業証書を渡してもらう。

最後はみんなで歌を歌って終わり。
聞いたこと無い英語の歌…
歌詞わたされるけど、さすがに歌えへんし!

卒業式後は慌ただしい。

みんなでご飯を食べに行ったり、すぐ帰国する人の見送りしたり。その合間に荷物パッキングしたり。
(自分は翌土曜の朝6時くらいに出発)


毎晩のように行っていた飲み屋の店員さんにも別れを告げて。

各階にいるセキュリティにも別れを告げて。

フィリピンの人たちは毎週こんな思いをしつつ、入れ替わり立ちかわり入ってくる日本人や韓国人をどう思っているのだろう?









そして真冬の日本に帰ってきた。
寒く、そして、寒い。

タクシーでドアを閉めようとしたり1ヶ月で習慣て変わるもんだ。


さて1ヶ月の短期留学を終えて英語力はだいぶ向上したように思う。

初日には迎えに来てくれた人の英語がわからなさ過ぎた自分が、帰国時の空港の換金所では「隣の店はいくらだ」とか交渉できるようになり自分の成長を実感。

日本人はある程度単語や文法を頭では理解しているので、使う機会があれば一気に慣れると思う。日本だと使う機会が少ないから耳も慣れないし、語彙、言い回しが増えないだけなんだろうな。

フィリピン英語の発音はやはり訛りがあるらしいが、初心者の僕には関係ないし英語になれるという意味では問題なかった。

2週目くらいからは、授業で話している時や雑談中に自分の言いたいことが分からなかった時に都度、単語や言い回しを調べる作業を繰り返していただけに思う。
これを繰り返せば英語は話せるようになるんだろうなと思った。


次の1ヶ月休みはどこに行こう?
自分の中の英語の壁はもう無くなった。

先生や韓国の友達ともFacebookで友達になってるし、ふらっと遊びに行ける気がする。行ったことないところも何とかなるだろう。

そう思えるようになったことが一番の学びだったように思う。


最後に、こんな機会を与えてくれた会社のみんなに感謝!


帰国当日の朝まで近所の飲み屋で現地の人と一緒にチャンピオンズリーグを見た。今でもチャンピオンズリーグを見るとフィリピンを思い出す…。

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