Jun 17th, 2012
アムステルダム着
おだやかな街。
行きたかったRUSH HOURというレコード屋に。
RUSH HOURはオランダに拠点を構える良質なハウスレーベル。
僕は8年ほど前に、このレーベルが出すハウスコンピの日本版CDジャケットのデザインをした。とにかく当時は嬉しかった、自分が好きな海外レーベルのジャケットデザインが出来たのだ。お店に着くと、自分が今も持っているRUSH HOURのTシャツ何かも売っている。うーむ、感慨深い…。
その後はMENDOという本屋に。数冊購入したが、後で調べてみるとすべてamazonで購入出来た事が発覚….。なんだよー!
このインターネットの時代、ほとんどの物はどこにいても手に入る。
この時代の旅の醍醐味は経験なんだな、、と改めて実感。
街の雰囲気、行き交う人、食事、そこでしか感じられないものがある。
そこに尽きる。
Jun 20th, 2012
パリの地下鉄は不親切だ….。
パリに着いた。
パリの地下鉄は不親切だ、、。
階段しかなく、空港からの荷物をもっての移動は大変だ。そして臭い….。どうやら公衆トイレというものがあまり存在しないので、お酒を飲んだ人がそこらへんでするらしい。。
夜は”ななし“というゴハン屋に行った。ここは仕事のお付き合いのある方に教えてもらった。雰囲気あるお店。パリmeets日本的な食事をする。
次の日はMERCIに。
こんなお店を日本でやれたら最高なのに…、と思いを馳せる。
店舗とCAFEと事務所がくっついているような。
ただ日本にはこんな雰囲気のある建物はない…。
日本は地震大国だから、築年数がある且つ趣のある建物が少ない。。
ナガオカケンメイさんの言葉を思い出した。
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D&DEPARTMENTをやりたいなら、その地域の古くても趣のある物件をまずは探して下さい、そしてその土地に根付いている良質なCAFEを誘致して下さい。
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世田谷の環八にあるD&DEPARTMENTは素晴らしいお店だ。
僕はそこに行ったら、必ず何か買い物をし、そしてゴハンも食べるようにしている。たまに訪れるが密かな楽しみである。
Jun 21st, 2012
フランス人のLOOKSについて考える
6カ国目にして思った、フランス人最強だなと。
具体的に何が?と問われればそれは見た目である。
街や地下鉄で見かけるだけだから、それが本当にフランス人なのか?はわからないが、僕は勝手にフランス人だと思っている。(聞き耳たてるとフランス語しゃべっているから)
女の子はズーイーデシャネルみたいだし、男もかっこいい。(もちろん例外もいるけど)地下鉄で騒いでる子供もやばい位かわいいので、許せちゃう。(西洋人全般に言えるが)おじさん何かも、笑っちゃう位お腹が出ているんだけど、ハットとか被って渋すぎる。
自国の文化を愛しすぎるあまり失墜した国、とは高城剛さんのフランス評だが、そんなプライドの高さもうなずける。
だって、ホントに見た目がかっこいい。
人は見た目が8割なんて本もあった。
若いフランス人10人の中に混ざって談笑し、ワインを飲む自分を想像してみる。無理だわ、、、、。普通に会話できる自信がない、、まずはフランス語が堪能にならなきゃいけないし。
彼らはフランス国内にいれば平均点だろうが、
日本にきたらぶっちぎりで100点超えてる。
激しいコンプレックスを感じた国、フランス。僕に出来る事といえば、その激しいコンプレックスをバネに、フランスにはない、良き日本の神経質さ・勤勉さをなめんじゃねーぞと、よくわからないモチベーションに変えて、仕事に励む位である。(というかここにぶちまけてみた)
ズーイーデシャネル。
調べてみたら、アメリカ人だった…。全然フランス人じゃない。
Jun 23rd, 2012
トルコ、行くまでは謎な都市
ヨーロッパが続いていたので、ガラっと景色が変わった。
ヨーロッパとアジアの中間に位置する都市、イスタンブールに着いた。
とにかく野良猫が多く、宗教的特色が強い面白い街。ランプ、お皿、スカーフ、絨毯などのプロダクトは本当に美しい。夜22時位にはモスクからお経のような放送が大音量で流れ、夜遅くまでモスクで祈りを捧げる人がいる。
どこの都市でもそうなのだが、着いた初日は土地勘もなく、移動手段から調べ、慎重に行動する。2日目で慣れて、3日目で居心地良くなった所で、明日は移動みたいな流れ。
イスタンブールもどうなんだろう?って思ってたが、3日目には居心地がよくなり、毎食後にチャイを楽しんだ。(イスタンブールのチャイは紅茶を指し、僕は極甘アップルティーをえらく気に入った)
Jun 28th, 2012
インド/デリー&アグラー&旅の終わりを考える
最終地インドに。
イスタンブールを出発して、一度ドイツ・ミュンヘンに行き乗り換え、そこから6時間ほどでデリー到着。(今回の旅行はスターアライアンスでまとまっているので、EU近辺はほぼLufthansa、なので今回かなりの便のLufthansaには乗った)
アジア独特のあの熱帯な感じ、とはいえ暑すぎるー!、
滞在時の最高気温は43度だった…。(暑さの質が違う)
ここが最終地、旅もそろそろ終わり。最初のニューヨークが懐かしい…、信じられないけど1ヶ月ほど前だ。最初の頃は移動に慣れないのもあり、落ち着かなかったけど、ヨーロッパあたりでは慣れていき、その後は随分と移動も楽しめた。
今回みたいに、一度に色々な都市を見てしまうと、インプット過多になり、観光も多少疲れる部分もあるけど(年齢もあるかも)、今回行った8都市をすべて別々でスケジュールを立てて行く事を考えると、やはり貴重な旅行だと思う。
今インドに居て思うのは、まだまだ移動できるな、というのが正直な所。身体は疲れたけど、1ヶ月移動の生活だったので、移動が常態。1カ所滞在が非日常。なのでそんなにこの生活も苦にもならなくなってきた。(唯一辛いのは食事!やはり日本食が飽きずに食べられる。海外に出てまで日本食を食べるのは何か乗り気しなかったので、随分と我慢したがロンドンで1回、パリで1回食べた。それでも2回なのでかなり我慢したと思う)
行く前はおぼろげな想像でしかなかった各都市が、今はハッキリとわかる。空港の雰囲気、街の雰囲気、移動手段(メトロやトラムやタクシーやバスなのか)、気に入ったゴハン屋や、気持ちのいい広場。居たのはどこも短い期間なので深くは知れていないが、自分にとって現実になった各都市を振り返れるという事は、大きな財産になったと思う。(もちろん世界一周移動したという事も!)
もしまだ時間が許すなら…、
もう2ヶ月くらい世界を回ってみたい。