心を落ち着かせるために、ワタシがむかった場所…
それは「坐禅」を体験できるお寺！

もともとスティーブ・ジョブスが禅愛好家で坐禅をやっていたと知り、坐禅には興味を持っていた。

都内でいろいろ調べてみると、「圓融寺」というおもしろい行事をやっているお寺を見つけた！
その行事の一つ、「禅 × ヨガ × アーユルベーダ」に参加してみた。どんな内容かというと、坐禅もヨガもアーユルベーダも、源をたどれば一つだから、一緒にやってしまおう！というもの。



ワタシが体験した坐禅は、テレビでよく見るような和尚さんに肩を叩かれるようなものではなく、「ただ坐るだけ」の坐禅。

必ず目を閉じる必要はなく、自然とまぶたが落ちてきたら閉じればいいし、そのままであれば開いていればいい。

余計なものを捨てて、本来の裸の自分と向き合う。
坐禅とはただそれだけのこと。なんて、シンプルなんだ！

実際に坐禅をやってみると…まわりの音だったり、1ヶ月休みのことだったり、仕事のことだったりと、いろいろと考えてしまった。。。
お寺の神秘的な雰囲気もあって、最初のうちは「なんだかワタシ、すごく集中できそう！」とやる気満々で挑んだのだけど。

坐禅のあと、和尚さんがこんなお話をしてくれた。

「道に迷ったときは、自分が今どこにいて、これからどこへ行きたいのかを知りましょう。何も知らずにただ動きまわっても無意味なだけです。そして、それを知ることができるのが坐禅なのです。」

なるほどな！と感じた。
ワタシは、何かに迷ったり、悩んだりしたとき、アタフタと動きまわってしまう。でもそれは意味のないことなんだなぁ。

そしてこの休みも、坐禅と同じように「自分が今どこにいて、これからどこへ行きたいのか」を知るための1ヶ月だったような気がする。

弱点を知り、現在の位置を知ったワタシは、これからデザイナーとして、どこへ行くのだろう…