Mar 1st, 2017
1.旅は衝動的に
エンジニアの茶木です。
2016年、8月の終わりから27日間かけて、単身サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼の旅をしてきました。
巡礼とは、ヨーロッパ各地から、スペイン・ガリシアの州都サンティアゴ・デ・コンポステーラにある同名の大聖堂を目指し信仰を見つめ直すキリスト教の旅です。1000年以上の歴史があって現在では宗教上の目的だけにとどまらずスポーツや観光目的でも行われ、巡礼者数は年間数万人に上るそう。
僕の巡礼は、スタート地点はビルバオ。ルートは北の道と呼ばれる海岸沿いの道。総距離630kmを徒歩で踏破しました。
1ヶ月休みをもらったら何をする?
入社の面接のときからそれは決まっていて「サンティアゴ巡礼」と答えていました。巡礼の主目的は、1ヶ月休み前に社員全員に行うプレゼンテーションで
「困難を成し遂げることで自信をつけたいから」
と説明していました。
・・・が、実はちょっと嘘です。
自信をつけたいのは本当なんだけれど、それは副産物です。
人生には目的を見据えずにすることもあって、旅なんかまさにそのひとつじゃないですか。
行きたい理由は「衝動」。
何が待っているのか、どういう変化が自分にあるのか。
それは「自信」なのかもしれないしそれ以外のなにかかもしれないし、何がでてもおもしろそうじゃないですか!