より良いデザインをするために。
より充実した人生を送るために。
2012年、ワヴデザインは「働き方すらもデザインしたい」という思いから、11ヶ月働いて1ヶ月休む、という試みを始めました。
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Wab Design INC. / ワヴデザイン
WEBをはじめ、印刷物からモーショングラフィックまで制作を手掛けるインディペンデントなデザインスタジオ。
www.wab.cc

Author

加茂 由香里

Yukari Kamo

デザイナー

2012年Wab Design INC.に入社。ウェブデザイナーとして働きながら、個人では女子クリエイター目線のキュレーターとしても活動中。


May 27th, 2014

自分の弱点を見つける

1ヶ月休みがはじまって一週間が過ぎ、ディレクター陣に2回ほど課題の内容を見てもらった。そこでワタシの弱点がハッキリした。

それは…「本質を見失う」ということ。

例えば、ゴール(本質)が50m先にあったとして、はじめはゴールに向かって走っても、いつの間にか真横に走ってしまい、結局、ゴールにたどり着けない状況になってしまう。
具体的な例は下記。。。


その1. 仕事が「作業」に陥りがち
(ここでいう「作業」とは、頭を使わない「単純作業」のこと。)

例えば、デザインをする上で参考サイトを探すときに、はじめはこのサイトのこの部分は参考になる、このデザインはペルソナが見て好感を持ちそう、など、いろいろと考えて選んでいくが、途中から本質を見失ってしまい、何も考えずにやみくもに参考サイトを選ぶようになってしまう。

こうなると、誰にでも出来る「単純作業」の仕事になってくる。

決して「単純作業」の仕事が悪いと言っているわけではないけれど、ワタシは「カモさんにお願いしたい」「カモさんじゃなきゃダメだ」といってもらえるような仕事をしたい。

そのためには、仕事に対して「自分だからできること」を加えることが大切なようだ。


その2. インプットが浅い
ブレストやデザインに対して意見を求められたとき、ワタシは意見を出すのが遅いし、正しい方向にアウトプットが出せないことが多い。

それは、日々考える意識が浅く、物事の「本質」まで考えられていないことが原因。

「このデザインおしゃれだな」「このデザインかわいいな」そう思ってもただそこで終わるだけで、なぜかわいいと感じたか、なぜおしゃれと感じたか、そして今後それがどんなことに活かせるのか、を考えなければインプットしたとは言えない。

ワタシが、今までどれだけ周囲に対して、無意識、もしくは浅い意識で接していたか痛感した。。。


さて、開始一週間で自分の弱点がハッキリして、超えなければならない壁が大き過ぎて、かなり落ち込んじゃった。。。

でも、壁が見えただけ一歩成長なのかしら?

見えていなければ、訳も分からずぶつかって大怪我しちゃうけれども、どんな壁か分かったぞ!!!

あとはその壁を壊すために必要な武器(ハンマーなのかノコギリなのかは分からないけど)を持って立ちむかえば、壊せるはずでしょう。

そしてその武器を取得するのがこの1ヶ月!!!

それでは、はじめにどんな武器を手に入れようか?

まずは、「インプットが浅い」問題を解決するために、いろいろな場所に行って、いろんなもの、人、デザインに触れて深いインプットをどんどんすることが重要なのかも。

よーし、明日からいろいろな場所に行ってみよう!

 

大きな壁に負けない!

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