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2012年、ワヴデザインは「働き方すらもデザインしたい」という思いから、11ヶ月働いて1ヶ月休む、という試みを始めました。
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Wab Design INC. / ワヴデザイン
WEBをはじめ、印刷物からモーショングラフィックまで制作を手掛けるインディペンデントなデザインスタジオ。
www.wab.cc

Author

加茂 由香里

Yukari Kamo

デザイナー

2012年Wab Design INC.に入社。ウェブデザイナーとして働きながら、個人では女子クリエイター目線のキュレーターとしても活動中。


Jun 7th, 2014

真剣にやってる?

「真剣」とは…

1ヶ月休みが中盤に差し掛かったころ、ワタシの課題を見たディレクターから「カモさん、真剣にやってないでしょ?」と言われた。

シンケンニヤッテイナイ・・・。

一瞬イラッとしたけど(笑)、確かにワタシは、真剣にこの課題に取り組んでいるのかな?「真剣」ってなんだろう?と、ふと「真剣」とは何か考えてみたくなった。

「真剣」を辞書で調べてみると、

しん‐けん【真剣】
・本物の刀剣。木刀や竹刀(しない)に対していう。
・まじめに物事に対するさま。本気で物事に取り組むさま。
「将来を―に考える」「―なまなざし」

ということらしい。


ワタシは、課題に対して、まじめに本気で取り組んだつもり。でも傍から見たら、そうは見えなかったみたい。


どうすれば、傍から見ても真剣にやっているように見えるだろう?

不眠不休でやることが真剣?

自分の財産を無くしてまでやることが真剣?


たしかにパフォーマンスとしては分かりやすく、「あの人、身を削ってがんばってる」アピールにはなる気がする。

でも、本当にそれは「真剣」にやるってことなのかな?

ワタシは自分の財産まで犠牲にはしていないにしろ、睡眠時間を削りながら、真剣に取り組んだはず。

なのに、どうして「真剣にやってないでしょ?」なんて言われてしまったのだろう。



今考えてみると、ワタシの弱点である「本質を見失う」が原因のような気がする。

自分が「正しい」と思っていたやり方で課題を進めていったけれど、そもそもそのやり方が間違っていて、正しいアウトプットを出すことが出来なかった。

だから「真剣にやってないでしょ?」と言われてしまったのだ。

これからは「本質」をしっかり理解し、正しい方向に進んで、正しい結果を出していこう。

きっとその時が本当の「真剣勝負」になるのだから。

 

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