より良いデザインをするために。
より充実した人生を送るために。
2012年、ワヴデザインは「働き方すらもデザインしたい」という思いから、11ヶ月働いて1ヶ月休む、という試みを始めました。
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Wab Design INC. / ワヴデザイン
WEBをはじめ、印刷物からモーショングラフィックまで制作を手掛けるインディペンデントなデザインスタジオ。
www.wab.cc

Author

渡邉 大純

Hirosumi Watanabe

デザイナー

トラックドライバーからパソコン修理まで幅広く経験後、2007年よりWeb制作に従事。2012年Wab Design INC.入社。


Oct 29th, 2014

はじめに

 

ついにきてしまった。

何がって、一ヶ月休みである。

 

一ヶ月も仕事を休むなんて、何年ぶりであろうか。

 

今回、一ヶ月休みの話があったとき、その使い方について大いに悩んだ。

 

代表の松本とアートディレクターの中村はそれぞれ世界一周だし、ディベロッパーの米田は語学留学である。

 

あぁ世界一周!

あぁ語学留学!

 

なんとも絵に描いたような長期休暇プランである。

 

しかし、これだけ見栄えのするプランのあとで休暇を取る身としては、プレッシャーもなかなかである。

なにしろ復帰後にはブログで内容を発表しなければならない。

生半可な休暇を過ごしては、書くものも書けなくなってしまう。

 

世界一周は非常に羨ましい。

が、費用的に難しいし、第一子どもは連れていけない。

語学留学も興味はある。

でも何となく二番手はシャクだし、このブログに書くネタ的にもダブってしまう…。

スケールの大きいプランが続いてるので、ここはひとつ「自転車で日本一周を!」とも考えたが、日頃の運動不足が祟って早速静岡あたりで行き倒れそうである。

 

考えてみれば、世界一周とか語学留学とか日本一周とかいう派手なプランは、自分には似つかわしくない気もしてきた。

どうせなら「ぼくならではのプラン」を立ててみたいものだ。

 

「非日常」体験への憧れは確かにあるが、そもそも「日常」の中にも片付けきれてないことはたくさんあるのだ。

 

どうせなら「日常」を徹底的に満喫してやろうではないか。

先の三人が「非日常の一ヶ月」なら、ぼくは「非・非日常の一ヶ月」である。

 

このところ平日は残業、休日は子どもとの時間と、なかなか自分の時間が作れていなかった。

常日頃、やりたいと思いつつも、ぐだぐたと後回しや先送りにしていたことを一気に片付けよう。

片付けて身軽になった一ヶ月後には、フレッシュな笑顔でまた残業に励もう。

と、まぁこんな感じで夏休み一ヶ月の過ごし方は決まったのだった。

 

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